などで記事にした我が家のモンシロチョウですが、後日談がありました。
皆、外の世界に旅立った翌日、虫かごの掃除をしようとして中を見てみると、一匹のモンシロチョウが羽化していました。キャベツの下に蛹が隠れていたようです。しかし・・・
羽化に失敗し、羽がぐちゃぐちゃに曲がっていました。
最初見たときは死んでいるのかと思いましたが、動いていました。全く飛べませんが、不自由な羽を引きずりながら懸命に歩きます。
全て自然に返すという約束で飼育していましたが、このチョウに関しては、子供たちと話し合い、最後まで飼育することにしました。外は梅雨時の雨続きかつ、全く飛べないので、外に出した瞬間死んでしまうのは目に見えていたので。。。
キッチンペーパーに、薄い砂糖水をふくませたものを虫かごに入れておくと、飲んでくれました。
子供たちは、飛べない蝶の世話をし、見守っていました。
5日ほど生きて、その蝶は死んでしまいました。ピンとしていた触覚が曲がったまま倒れていたのを下の子が見つけて、泣いていました。雨の中、子供たちはお庭にその蝶を埋めていました。今度は空を飛べる蝶に生まれ変わるよね?というお兄ちゃんの言葉を聞いて、たかが虫だと言われるかもしれませんが、私も涙です。
弟の方は、その言葉を聞いて、死んだから埋めたのに、どうやって土の中から飛べる蝶が出てくるのか、真剣に考えていました。
元気な(?)時の思い出の写真です。
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