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2015/02/18

シュタイナーの九九

小学校2年生の算数の一番の山場は九九を覚えることだと思います。

子供たちはお風呂場で何度も練習したり、学校で何度も何度も書いたり暗誦したりしていることだと思います。

一番覚えやすいのは、1の段と5の段でしょうか。

うちの長男は、5の段を初めて見た時、時計と同じだ!と驚いていました。

5×1=5 (時計の1のところに長い針が来た時5分)
5×9=45 (時計の9のところに長い針が来た時45分)

といった感じです。


九九もほとんど覚えた頃、『シュタイナーの九九』を長男に紹介しました。

ドイツの哲学者、ルドルフ・シュタイナーが提唱したシュタイナー教育の中で使われる九九を図形で表したようなものですが、九九がとても美しく表現できます。

長男が実際に書いたものがこちら。


ものさしで引いてねって言ったのに、フリーハンドです(笑)
5の段は直線になる予定でしたが、このほうが綺麗だからと、少しカーブを付けたようです。

円の周りに0から9までの数字が配置されています。

そこに、九九の1の位を結んでいきます。

日本の九九には0はありませんが、どの段も0をかけると0なので、最初は0からはじめます。

1の段では、
1×0=0(0に起点をとる)
1×1=1(0から1に線を引く)
1×2=2(1から2に線を引く)
・・・
1×9=9(8から9に線を引く)
起点の0と終点の9を結ぶ

2けたになる場合は、1の位を結んでいきます。

完成した図形を見て、長男は驚いていました。

5の段を中心に、4の6の段、3と7の段、2と8の段、1と9の段の形が同じだ!とか、色々発見があったようです。

九九に少し飽きてきたりしたときなど、試してみてはいかがですか?

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